「とりあえず保険に入っておけば安心」
そう思ってなんとなく入っていませんか?
実際、医療保険の加入率は60〜70%、生命保険は約80%と、ほとんどの人が何かしらの保険に加入しています。
テレビCMでも「入ってよかった保険〜♪」なんて流れてきますし、大きな会社では保険の営業の方が新入社員に声をかけてくる光景もよくあります。
でも、ちょっと待ってください。
保険ってそもそも「何のため」に入るものなのでしょうか?
今回は、保険の基本から「節約」の観点で見た必要性まで、私の考えをお話ししていきます😊
保険ってどんなもの?🤔
保険には大きく分けて3つの種類があります。
- 医療保険:病気やケガをしたときにかかる医療費をカバーする保険(がん保険なども含まれます)
- 生命保険:死亡時に遺族に保険金が支払われる保険(学資保険などもここに含まれます)
- 損害保険:自動車事故や火災、自転車事故など、他人や物に損害を与えてしまったときの保険
支払い方法にも種類がある💡
保険の支払い方法は主に2種類あります。
【掛け捨て型】
- メリット:保険料が安い
- デメリット:保険期間が終わってもお金は戻ってこない
【積立型】
- メリット:解約すれば一部お金が戻ってくる(こともある)
- デメリット:保険料が高い、自由に引き出せない、手数料が高い、投資にもならない
私個人の意見としては、「積立型」は本当におすすめできません😣
投資の代わりにはなりませんし、手数料が非常に高い商品が多いです。
節約したい人にとっては、積立型はお金をドブに捨てるようなものとも言えるかもしれません。
保険って、何のために入るの?💭
答えはシンプルです。
「万が一の時に生活が破綻しないため」です。
たとえば…
- 交通事故で他人をケガさせてしまったら?
- 家族の稼ぎ手が亡くなったら?
- 火事で隣の家まで燃やしてしまったら?
こういったとき、自分や家族の生活が守れなくなるリスクを回避するのが保険の役割です。
それを前提に、各保険の必要性を見ていきましょう😊
(※今回は掛け捨て型を前提として話します)
医療保険は必要?不要?
結論:ほとんどの人にとって不要です。
なぜなら、日本には「健康保険」という最強の保険制度があるからです✨
- 病院代・薬代は3割負担
- 高額な治療費も「高額療養費制度」でカバー(所得により上限あり)
- 働けなくなったときは「傷病手当金」や「休業補償給付」がある
- 乳幼児・高齢者はさらに負担軽減される場合も
ちなみに、私の家では市の医療助成で、4歳の子供の医療費は全額免除されています😊
こうした制度があるため、民間の医療保険に入らなくても十分カバーされているのが現実です。
生命保険は必要?不要?
結論:小さいお子さんがいる家庭以外は、基本不要です。
生命保険の目的は、「自分が亡くなったとき、残された家族の生活を守ること」です。
たとえば、夫が一家の稼ぎ手で、小さいお子さんがいる場合。
夫が亡くなったら、残された妻と子供は生活に困りますよね。
そんなときは、生命保険があった方が安心です。
逆に…
- 共働きでどちらかの収入がなくなっても生活できる
- 子供がいない、またはもう独立している
- 貯金でなんとかなる
このような場合は、生命保険は不要と判断して大丈夫です。
私の場合も、夫が主な収入源なので、私が亡くなっても家族の生活はそこまで困らないと思っています。
損害保険は必要?不要?
結論:必ず入るべきです!!
損害保険は、自分が他人に損害を与えてしまったときの補償です。
- 交通事故で相手を死傷させてしまったら?
- 自転車で歩行者にぶつかったら?
- 火事で隣の家まで燃えてしまったら?
このような場合、数百万〜数千万円の賠償責任が発生することもあります😨
そんなとき、損害保険があれば金銭的なリスクから自分や家族を守れます。
特に車・自転車・家などを所有している方は、必須レベルの保険と言えます。
おわりに😊
保険は「安心を買うもの」ですが、同時に「お金が出ていくもの」でもあります。
だからこそ、本当に必要な保険だけに絞って、ムダな出費を減らしていきたいですね✨
特に節約を意識している方は、保険は感情ではなく「仕組みと数字」で判断することが大切です👍