【実体験】たった45万円でも地味にキツい…リボ払い・カードローンの怖さと脱出までの話

節約

今回は、私自身の実体験を交えて「リボ払い」と「カードローン」の危険性についてお話します😱
実際にたった45万円の借金でも、返済に悩み、精神的にかなり追い詰められた経験があります…。

私は社会人になってからとにかく通勤が苦痛でした。

10数年前はまだリモートワークという働き方も無く、在宅=副業でした。

貯金の範囲で細々と副業はしていたのですが、20代半ばにビジネスを始めてからが借金の始まりでした・・・・

それから結婚するまで借金に悩まされていました。

リボ払いとカードローンの「怖すぎる」仕組みとは?

クレジットカードには下記の支払い方法があります。

  • 1回払い
  • ボーナス1回払い
  • 分割払い
  • リボ払い

1回払いとボーナス1回払いは1回支払ったら終わりということです。

イメージとしては飲み屋で行う「ツケ払い」みたいな感じです。なので、手数料は無料です。

分割払いは何回かに分けて分割して払うことです。

そして、リボ払いは「毎月の支払い額を一定にする」支払い方法です。
例えば「毎月1万円」と設定しておけば、どれだけ使っても1万円ずつ払えばOKに見えますが…ここに罠があります😨

分割払いとリボ払いは、クレジットカード会社が立て替えたお金を回収するのに時間がかかるので手数料を取っています。

カードローンもほぼ同じ仕組みです。

ここまででは、「リボ払いは手数料が発生するんだな」程度の認識ではないでしょうか?では、リボ払いの罠とはなんでしょうか?

リボ払いの罠①毎月の支払いが一定=借金が減らない

たとえば「月々5,000円でOK!」というのは一見ラクに見えます。

しかし、実際は手数料が高いので、元本がなかなか減らず、手数料ばかり払い続ける状態になるのです😱

リボ払いの罠②年利15%前後=消費者金融なみ

クレジットカード会社のリボ払いは年利15%前後が多く、ほぼカードローンと同等です💸

100万円リボ残高があると、利息だけで年間15万円も払うことに😨

リボ払いの罠③支払っても支払っても終わらない地獄

新しい買い物をリボに追加すれば、借金が雪だるま式に増加します。

毎月払ってるのに「なぜか残高が減らない」状態に・・・。私もリボ払いでこの状態になりました😭

次はカードローンの罠です。

カードローンの罠①借りやすい=依存しやすい

銀行や消費者金融のカードローンは、審査が早くて借りやすいです。

私の時も少し面接的なことをしてすぐ借りることができました。

また、「30日間無利息♪」という一見お得そうなサービスもあるので、なおさら借りやすい仕組みになってます:(;゙゚’ω゚’):

カードローンの罠②返済額が小さい=完済まで年単位

月々の返済額が少ない設計(例:月5,000円〜)なので、 数十万円の借金を完済するのに何年もかかるケースが多いです。

私も「たった10万円」借りただけなのに、完済までに数年かかりました…。

カードローンの罠③利息を払っても元本が減らない

カードローンの恐ろしさはこの金利の高さ!!年利14〜18%が一般的なのです!

例えば50万円を借りて月1万円返しても、半分以上が利息に消えることも😵

知らずに損してる!リボ払いの手数料システムを解説

「リボ払いはポイントが多くもらえるからお得ですよ😊」とお店の人やキャンペーンなどで言ってますが、全くお得ではありません!!

手数料は、下記の計算式で出されます。

残高 × 年利(%) ÷ 365 × 利用日数

たとえば👇

  • 残高:10万円
  • 年利:15.0%
  • 利用日数:30日

この場合の手数料は
100,000 × 0.15 ÷ 365 × 30 = 約1,232円

つまり、月に1,232円の手数料がかかるということです。

この利用日数とは「借りたお金が、何日間残っていたか」を表す日数です。

たとえば、前回の支払い日から30日後に支払う場合、利用日数は30日間ということになります。

毎月の支払いは「元金+手数料」

たとえば月5,000円を支払うとき👇

  • 手数料:1,232円
  • 元金返済:5,000円 − 1,232円 = 3,768円

つまり、元金がちょっとしか減らないのです

「元金(借りたお金)」が減らない限り、手数料(利息)もずっと続きます。

つまり・・・

元金が減らない → 利息が長引く

最終的には手数料総額がどんどん増えるのです。

🧮ざっくりシミュレーション

たとえば👇

  • リボ残高:30万円
  • 月々の支払い:1万円
  • 年利:15.0%

この場合、完済までにかかる期間は約3年、
最終的な支払い総額:約36〜38万円

つまり…
手数料だけで6〜8万円も払うことになります😱

カードローンの金利はどのくらい?実は○○より高い?

多くの人が「カードローン=銀行=安心」と思いがちですが、実は金利はめちゃくちゃ高いんです!!

種類金利の目安(年利)特徴・補足
銀行系カードローン3.0%〜14.5%銀行が発行。審査はやや厳しめ。低金利だが上限は高め。
消費者金融系カードローン3.0%〜18.0%アコム・プロミス・アイフルなど。審査は早いが金利は高め。
信販会社系カードローン6.0%〜18.0%クレジットカード会社が提供。リボ払いと近い水準。
クレジットカードのリボ払い15.0%前後(固定)利用が簡単だが、元本が減りにくい&利息が高い。
住宅ローン(参考)0.3%〜2.0%程度担保あり・長期返済。超低金利。

 実はどれも 年利15%前後で並んでいるんです😳

🏠住宅ローンと比べると…

たとえば、住宅ローンは👇

変動金利:0.3〜1.0%

固定金利:1〜2%

つまり、カードローンの金利は住宅ローンの10倍以上!

どれだけカードローンの金利が高いのかがよく分かりますね😳

金利が高いと何がヤバいのか?

金利15%で50万円を借りた場合、

年間の利息:50万円 × 15% = 7万5,000円 月々返していても、利息ばかり払って元本が減らない!という事態に😨

この金利の高さが借金地獄からなかなか抜け出せない理由の一つなのです😱

借金地獄から抜け出すためにやったこと【実体験】

手数料と元本の確認は必須

借金を返済するためにはまずは現状把握が大切です。

そのために「残りの元本はいくら?」「どことどこで借りているか?」「手数料は何%か?」の3つを把握する必要があります。

一括返済できるか?すぐ検討

返済期間が長くなればなるほど、最終的に支払った手数料は大きくなります。なので、すぐに一括返済可能かどうか検討が必要です。

ボーナスや貯金など、大きいお金が入る予定や既に持っている場合はすぐに一括返済しましょう。

対策① 親に相談して借りる

すぐに一括返済が難しい場合はまずは親に相談してお金を借りましょう。

親であれば金利は手数料は発生しないので、まずは親に相談してみましょう。

私も結婚前にあった借金は親ではありませんが、旦那から借りて一括返済しました。

対策② まとめる or 借り換える方法も紹介

親に借りるのが難し場合は、まずは借金をまとめることができるかどうか検討しましょう。

クレジットカードのリボ払いはあまり手数料率は変わりませんが、カードローンは借入額によって利息が変わります。

借入可能枠/限度額カードローン年利クレジットカード リボ払い年利
~50万円銀行:上限14%程度・信販:最大18%程度15~18%
50~149万円信販・消費者金融:15~18%同上
150~249万円10.5%(JCB)同上
250~349万円8.0%(JCB)同上
350~499万円6–6.9%(JCB)同上
500~699万円4.4%(JCB)同上
700~899万円3.3%(JCB)同上
900万円1.3%(JCB)同上

例えば、A社に200万円、B社に100万円を借りている場合、A社の手数料は10.5%、B社の手数料は15~18%です。2社借りている借金をまとめると300万円になります。そうすると手数料は8%まで下がります。

借金返済のポイントは手数料を可能な限り下げることです。なので、複数社で借りているのであれば1社にまとめて手数料を下げましょう。

また、消費者金融より銀行系カードローンの方が手数料が安い傾向にあります。

金融機関区分金利の上限(年利)金利の下限(年利)備考
消費者金融系約18.0%約3.0%実際の平均金利は約15.22%(令和5年1月時点)(jcb.co.jp)
銀行系カードローン約15.0%約1.5%相場は約1.5〜15.0%

なので、消費者金融やクレジットカードのリボ払いで借金をしているのであれば、銀行系カードローンでに借り換えもしくはおまとめも検討してみてください😊

まとめ

借金の額が少なくても、精神的なストレスは計り知れません…。
リボ払いやカードローンを軽く考えていたあの頃の自分に言いたいです。「絶対に手を出すな」と…。
この記事が、あなたのお金の使い方を見直すきっかけになれば嬉しいです😊

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